英検準2級プラスは、2025年度に新しく誕生した「準2級と2級のあいだ」の級です。合格のカギは、一次試験でCSEスコア1402点、二次試験で427点を超えること。各技能で約6割の正答を安定して取れれば、十分に合格を狙えます。
「準2級には合格したけれど、2級はまだ難しい」というお子さまにとって、準2級プラスはちょうどよい「次の一歩」です。この記事では、試験の中身と、技能ごとの合格のコツを、英検指導の現場からお伝えします。
試験の概要
一次試験は筆記85分+リスニング約25分、二次試験は約7分の面接です。試験時間は2級と同じで、レベルの目安は「高校上級程度」とされています。
| 技能 | 問題形式 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 17問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 8問 |
| ライティング | 英文要約(約100語の英文を25〜35語でまとめる) | 1問 |
| ライティング | 英作文(意見+理由2つを50〜60語で) | 1問 |
| リスニング | 会話の内容一致選択(放送1回) | 15問 |
| リスニング | 文の内容一致選択(放送1回) | 15問 |
| スピーキング(二次) | 音読・パッセージの質問・3コマイラスト・意見2問 | 約7分 |
合格基準(CSEスコア)
| 試験 | 合格点 | 満点 |
|---|---|---|
| 一次(リーディング・ライティング・リスニング) | 1402点 | 1875点(各625点) |
| 二次(スピーキング) | 427点 | 625点 |
CSEスコアは3技能に均等に配分されます。問題数が2問しかないライティングも、リーディング31問と同じ重みです。
準2級・2級との違い
準2級プラスは、出題形式がほぼ2級と同じで、英文の難しさと書く語数が控えめな級です。「2級の練習試合」と考えるとわかりやすいでしょう。
| 級 | レベルの目安 | 合格点(CSE合計) | 語彙の目安 |
|---|---|---|---|
| 準2級 | 高校中級程度 | 1728点 | 約3,600語 |
| 準2級プラス | 高校上級程度 | 1829点 | 準2級と2級の中間(公式発表なし) |
| 2級 | 高校卒業程度 | 1980点 | 約5,100語 |
特に大きい変化は、ライティングに「英文要約」が入ることです。準2級にはない問題なので、ここが最初の壁になります。逆に、準2級プラスで要約に慣れておくと、2級への移行がずっと楽になります。
技能別の合格のコツ
リーディング:単語力で点を稼ぐ
- 短文の空所補充17問は、ほぼ単語と熟語の知識で決まります。準2級の単語を復習したうえで、2級の頻出単語にも手を伸ばしましょう。
- 長文は、先に設問を読んでから本文に戻ると、探すべき情報がはっきりします。
- 時間配分が大切です。リーディングを約50分で終え、ライティングに35分を残すのが目安です。
ライティング:いちばん点が伸びる技能
- 英文要約(25〜35語)は、「テーマ→ポイント→結論」の3点を、自分の言葉で言い換える練習をします。本文の文をそのまま写すと減点されやすくなります。
- 英作文(50〜60語)は「意見→理由1→理由2→まとめ」の型を固定しましょう。I think 〜. First, 〜. Second, 〜. For these reasons, 〜. の形で十分です。
- 書いたら必ず添削を受けましょう。自分では気づきにくい文法ミスや語数不足が、大きな減点につながります。
リスニング:放送は1回だけ
- 放送は1回なので、放送前に選択肢に目を通し、何を聞くべきか予想します。
- 毎日10〜15分、過去問の音声を聞き、スクリプトを見ながら音読(シャドーイング)すると、耳が英語のスピードに慣れます。
- 聞き逃した問題にこだわらず、すぐに次の問題に切り替えることも大切です。
スピーキング(二次試験):沈黙しないことが一番
- 音読は、意味のまとまりで区切って読みます。知らない単語があっても止まらずに読み続けましょう。
- 3コマイラストは、過去形と過去進行形を使い、各コマ1〜2文ずつ説明します。
- 意見を聞かれたら、まず結論を1文で言い、理由を1〜2つ続けます。
- 「アティチュード(態度)」も採点されます。大きな声、アイコンタクト、Well, let me see. などで間をつなぐ工夫が点数になります。
おすすめ学習スケジュール(3か月プラン)
準2級合格レベルのお子さまなら、毎日30〜45分の学習で3か月が一つの目安です。
- 1か月目:実力チェックと単語
- 過去問を1回分、時間を計って解き、苦手な技能を把握する
- 単語帳で毎日20〜30語を覚える
- 2か月目:ライティングとリスニングを強化
- 要約と英作文を週に2本ずつ書き、添削を受ける
- 毎日10〜15分のシャドーイングを続ける
- 3か月目:本番形式で仕上げ
- 過去問を本番と同じ110分で解き、時間配分を身につける
- 一次試験の後は、すぐに面接の練習を始める(二次試験は約3〜4週間後)
よくある質問
Q. 準2級に合格していなくても受験できますか?
はい。英検はどの級からでも受験できます。ただし、準2級の内容が安定して解けることが前提です。
Q. 何問正解すれば合格ですか?
正解数からCSEスコアへの換算は回ごとに変わるため、公式の正解数はありません。各技能で約6割の正答率が目安とされています。
Q. 準2級プラスを飛ばして2級を受けた方がいいですか?
準2級に余裕で合格しているなら2級に挑戦しても構いません。ギリギリでの合格だった場合は、準2級プラスで「合格する経験」を積む方が、学習の意欲を保ちやすくなります。
Q. 小学生でも合格できますか?
できます。ただし、要約や意見文には「社会的な話題について考える力」も必要です。日本語で自分の意見を言う練習から始めると、英語の文章も書きやすくなります。
The English Homeの英検対策
相模原市南区磯部のThe English Homeは、日本英語検定協会から令和7年度の「奨励賞」と「感謝状」をW受賞した英会話教室です。英検Jr.ブロンズから英検1級まで、すべての級に対応しています。
- 英検レッスンは1対1で、90分2,200円
- 英検オンライン(1対1)は平日・土日の6:00〜22:00に受講でき、全国から参加可能
- ライティングの添削と、二次試験の面接練習にも対応
- 入会金・年会費は0円
4歳から当校で学び、14歳で海外経験なしで英検準1級に合格した生徒もいます。準2級プラスの対策を始めたい方は、まず無料体験レッスンで今の実力を確かめてみませんか。
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参考:旺文社 英検過去問サイト、リセマム、Best Teacher Blog、JENA Academy、公益財団法人 日本英語検定協会


